さて、今までは外壁塗装、屋根塗装についてのブログが殆どでした。
※屋根塗装オプションのアンテナ屋根裏移設のお話もしましたね
今回は外壁塗装のオプションである「ベランダ防水加工」についてお話したいと思います。
ベランダ防水加工に使われる種類
下記の2種類です。
それぞれの特徴を見てみましょう。
ウレタン防水
ウレタン樹脂という素材を使用します。
ウレタンは非常に柔らかく弾力性がありますので、防水に適した材料と言えるでしょう。
※マットレス、スポンジ等に使用されているように弾力性に優れています
そしてウレタン樹脂を液体状にし、ベランダに塗装していきます。
液体状ですので、ベランダの形を気にすることなく、まんべんなく防水加工が出来るのです。
日本の防水加工では最も使用されている防水加工法です。
FRP防水
FRPは「繊維強化プラスチック」の意味です。
エポキシ樹脂やフェノール樹脂等にガラス繊維を混ぜて強度が高められています。
このFRPを液状化してベランダに塗装していきますが、硬化が早いので作業の短縮が見込めます。
それ故、扱いが非常に難しく職人さんの腕に左右されるデメリットもあります。
また、硬化するのが速い故、複雑な形状のベランダへの塗装が難しい可能性があります。
最近出てきた防水技術なので、浸透するまでまだ時間が掛かるでしょう。
何故ベランダ防水加工を施すのか
防水と名前がついているので、水が漏れるのを防ぐ役割が一つあります。
しかし、最も大きな理由として「水によるベランダの劣化を防ぐ」ことにあります。
例えば、ベランダにヒビが生えていた場合は水分が入ってしまいます。
その水分が気化して水蒸気になると塗膜をどんどん押し上げていきます。
中の塗膜が剥がれればベランダがどんどん劣化していき、放置すれば非常に危険な状態になるでしょう。
ベランダも結局は野ざらしになっているので劣化します。
利用頻度が高いと思いますので、危険な状態になる前に防水加工を施すことをおススメします。
ベランダ防水加工工事をお願いする上で注意すべき点
頻繁に行う工事ではないので「どこにお願いしよう」となるかと思います。
中には施工不良を引き起こす業者もいます。
もちろん住まいのエステは長年の経験と知識がございますので、ご安心してご依頼頂ければと思います。
また、「外壁塗装工事に掛かる４つの費用」のブログでも人件費や事務費にお金が取られる大手よりは中小の業者に頼むのが良いでしょう。
ホームページを参照の上、経験値が高い業者にお願いするのがベストだと思います。
ベランダ防水加工はどのような手順で行われるのか
一軒家のベランダを例に取ります。
こちらは密着工法という下地に直接塗料を塗っていく方法で塗装前提です。
１．高圧洗浄
外壁塗装・屋根塗装でも必ず行う高圧洗浄です。
これにより表面の汚れを落とし、下地（プライマー、防水材）の密着率を高めていきます。
当然ですが、塗料の密着率を高めることも狙いです。
２．プライマー
プライマーは英語で「Primary」で最初を意味します。
文字通り「塗装する上で一番最初に行う作業」ということでプライマーと呼びます。
プライマーの役割は、塗料のくっつきを良くするための下地の作業です。
３．防水材を塗る
プライマーによって接着効果が得られたら防水材を塗っていきます。
住まいのエステではウレタン防水を2度塗ります。
外壁塗装・屋根塗装でも数回塗ることで塗料の持ちや塗りムラをなくしていたように、防水加工でも同じ作業を行います。
塗っている最中にエアコンの室外機があった場合は浮かせた上で作業を行います。
４．トップコートを塗る
トップコートにより紫外線から塗料を守ってくれます。
過去のブログでは数回、紫外線が塗膜に良くないことはお話したように、いかに劣化に繋がるかが伺えます。
５．完了！
トップコートが乾いたら終了です。
手順としては外壁塗装・屋根塗装よりは手間はかからないでしょう。
※ベランダの広さにより異なります
工事期間
広さにもよりますが、一般的な戸建て住宅であれば1～2日程度で完了します。
外壁や屋根程広さはないので、乾く時間も考慮して上記日程となります。
防水加工の周期
以前のブログでもお話しましたが、10年周期と考えてください。
10年は外壁塗装・屋根塗装と同じ期間ですので、防水加工も同時に施すのが良いでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
防水加工がいかに大事な工事であるかを記載させて頂きました。
とは言え、工事後は頻繁に行うものではないので、いつ工事をして今何年経過したというのを覚えておいて頂けると助かります。
ベランダ防水加工についても、長年の経験と知識を持っている住まいのエステにお任せください！
さいごに
住まいのエステでは下記のご依頼を承っております
外壁塗装
└長年（10年目途）塗り替えをしていない場合に目に見えない劣化がみられることがございます
└目に見えて経年劣化している（シーリングが剥がれた、壁が割れている等）場合はお早目のご連絡を
ベランダ防水（外壁塗装のオプション）
└ウレタン防水による防水加工
屋根塗装
└長年（10年目途）塗り替えをしていない、外壁塗装と同時期に塗装したきりであれば劣化が見られる可能性がございます
・デジタルアンテナ屋根裏移設（屋根塗装のオプション）
└屋根裏に移設し、自然災害からアンテナを守ることが可能です
└雨天時、デジタルアンテナから滴る水（滴り水）による塗装劣化を防ぐことができます
対応地域
千葉県：松戸市、柏市、流山市、船橋市、白井市、鎌ヶ谷市、他要相談
東京都：葛飾区、他要相談
他地域：要相談
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