千葉県松戸市の外壁塗装・屋根塗装を生業にしております「住まいのエステ」佐々木です。
ブログをご覧になって頂き、ありがとうございます。

さて、住まいのエステこだわりの塗料のページで油性と水性について軽く触れました。
ペンでもそうですが、油性と水性では持ちが違います。
※ペンの場合、水性だと滲みやすく油性だと紙への食いつきがよいです

今回は外壁塗装・屋根塗装における油性と水性の違いについてお話したいと思います。

塗料を製造するための材料

まず、塗料を製造する前の材料として「顔料」「樹脂」「添加剤」の3つがあります。
顔料は塗料の色を付けるもので、黒だと吸収し、白だと反射するといった性質があります。

樹脂は顔料を塗膜にし、外壁に密着させる役割を担っています。
それがフッ素やウレタン、住まいのエステでは「シリコン」をお勧めしております。

そして添加剤は艶消しや流れ落ちるのを避けるための役割を担っています。
・艶消し剤:塗膜の光沢度を下げる
・たれ防止剤:塗料の流れ落ちを防止する
・消泡剤:乾燥後の気泡跡発生を防止する
・色別れ防止剤:顔料混合で生じる色むらを防止する
・防腐剤・防カビ剤:塗膜の腐食などを防止する
他にも色々種類があります。

水性・油性の区別

上記3材料は固体ですので、外壁に塗る塗料に仕上げなければなりません。
溶かすわけですが、水で溶かすかシンナー等の溶剤で溶かすかで呼び方が決まります。
水は水性、シンナー等の溶剤は油性と呼ばれています。
溶剤は水性の反対という事で油性と呼んでいるようです。

溶剤についてはまたどこかで詳しくお話したいと思います。

メリット・デメリット

水性と油性でどのようなメリット・デメリットがあるのかを説明しましょう。
※塗装のための材料を同じとして考えます

メリデメ 水性塗料 油性塗料
メリット 臭いが少ない 長持ちする
値段が安め 時期関係なく塗装可能
デメリット 長持ちしない 臭いが強い
時期によっては塗装に不向き 値段がやや高い

シンナーを使用している分、油性の方が長持ちします。

更に、住まいのエステこだわりの塗料のページでもお話した通り、油性の2液がより長持ちします。
※硬化剤を混ぜたものが2液になります

まとめ

いかがでしたでしょうか。
水性と油性は、固体の材料をどう溶かすかで決まります。
水性も技術が発展していますが、油性に比べると持ちは短くなります。

また、様々なページでもお話してますが、油性を2液にすることで更に持ちは良くなります。
※硬化剤を混ぜたもの
水性か油性で迷っている場合、基本は油性を選ぶのが良いでしょう。

住まいのエステではシリコン+2液の油性で塗装することを勧めてます。
長年の経験と知識に裏付けた結論ですので、まずは調査からお気軽にご相談ください!

さいごに

住まいのエステでは下記のご依頼を承っております

外壁塗装

└長年(10年目途)塗り替えをしていない場合に目に見えない劣化がみられることがございます
└目に見えて経年劣化している(シーリングが剥がれた、壁が割れている等)場合はお早目のご連絡を

ベランダ防水(外壁塗装のオプション)

└ウレタン防水による防水加工

屋根塗装

└長年(10年目途)塗り替えをしていない、外壁塗装と同時期に塗装したきりであれば劣化が見られる可能性がございます

・デジタルアンテナ屋根裏移設(屋根塗装のオプション)
└屋根裏に移設し、自然災害からアンテナを守ることが可能です
└雨天時、デジタルアンテナから滴る水(滴り水)による塗装劣化を防ぐことができます

対応地域

千葉県:松戸市柏市流山市船橋市白井市鎌ヶ谷市、他要相談
東京都:葛飾区、他要相談
他地域:要相談

お客様の疑問をなくし、建立~アフターケアまで親身にご対応することをモットーとしております。
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